4,389 円(税込)
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Francesco Versio（フランチェスコ・ヴェルジオ） イタリア・ピエモンテ イタリア、ピエモンテ州の生産者です。野心家で、たゆまぬ努力をし、天性の才能に恵まれたフランチェスコは、ブドウ栽培とワイン醸造を専門としてトリノ大学を 2009 年に卒業しました。彼はバローロ・カンヌビの中心部にあるテッレ・デル・バローロで短期間働いた後、名門ブルーノ・ジャコーザのセラー担当として加わりました。フランチェスコはワインメーカーとしての才能を発揮し、2011年6月にはエノロゴ（ワインメーカー）に昇進しました。いくら才能に溢れているとはいえ、これほど重要な地位に若手が抜擢されることはめったにありません。フランチェスコは2017年に退職し、現在はフィグリ・ルイージ・オッデロの醸造責任者を務めています。そのフランチェスコは本業の傍ら、2013年以来、故郷ネイヴェにある家族の小さなブドウ畑から少量の自分のワインを造っています。バルバレスコ村を見下ろす南西向きの「サン ・クリストフォロ」と「クッラ」という古いブドウの樹が植えられた 2 つの小さな区画があります。今回ご紹介するフランチェスコが造るドルチェットとネッビオーロをご賞味ください。
ドリアーニはドルチェットの非常に優れたワインであり、「多くのピエモンテ人が普段の飲みに選ぶ赤ワイン」という、気軽く楽しむ赤ワインのイメージがあります。実際に僕もアルバの町で頂いたアペリティーヴォのドルチェットの美味しさはいまだに忘れられません。 フランチェスコのドリアーニはスミレ、バラの魅惑的なブーケと黒胡椒の香りが漂います。口に含むと瑞々しくジューシーな果実感でいっぱいになります。レッドプラム、チェリー、白い花の複雑さが持続的に続きます。飲み口が良く、柔らかい渋みが溶け込んだフルーツの活気があふれています。明るい果実感がはっきりと表れ、素晴らしいフレッシュさとフルーツ感で印象的な余韻をつくっています。このワインの魅力は、その親しみやすさと飲みやすさです。より重厚なバルバレスコが熟成していく一方で、若いうちに楽しめるワインです。 このワインは３〜５年くらい熟成させてみると面白いと思います。 バローロ地区の端にあるドリアーニ地区では、ドルチェット種のブドウの世界最高の表現が行われています。 フランチェスコのドリアーニは最高の１本です。このワインは標高500メートルの涼しい白い石灰岩土壌に東向きに植えられた樹齢25年のブドウから造られます。ブドウ本来の果実の活力と見事なブドウ畑のミネラル感を保つために、軽い浸漬を行ってステンレスタンクで醸造しています。
