2,310 円(税込)
Domaine Jacky et Pascal Preys(ドメーヌ ジャッキー&パスカル・プレス) フランス・ロワール 1966年よりプレス家がワイン造りを行っています。プレス家は代々この地域で火打石で商いをしており、今でもその名残として、ラベルには鉄砲の絵が描かれています。とても陽気で気さくなジャッキー=プレス氏がオーナーで、パワフルに活動しながら経営しています。現在は息子のパスカルさんが栽培と醸造を担当して、ジャッキーさんを助けてワイン造りを行っています。 畑のほどんどが火打ち石(=シレックス)で埋め尽くされています。「シレックス」とは、元の成分である砂が地殻変動の際、超高温状態によって溶解してできた極めて硬い岩石で、火縄銃の発火部分に使われていたもの。彼のワインはこの土壌の特徴をそのまま物語っており、不思議とそれは火打石を強くこすり合わせた、燻したような香りとなっている。ジャッキー・プレスのワインは素朴な風味があり、飲み心地の良いものです。決して派手さはありませんが、まろやかな果実と、この独特のミネラル感を持った複雑味があります。
【セレクションのポイント】 ヴァランセ・ルージュ キュヴェ・プレスティジ 2016年は、飲み心地の良く、家庭料理と楽しめる赤ワインです。特筆すべきはお手頃な価格で「熟成したワインの持つ深み」を味わえることです。森の下草の香り(熟成香)に優しいチェリーのコンフィチュールが香り、シナモンやクローブなどの甘いスパイスが立ち上がりとても複雑です。口当たりがよく、まろやかで繊細なコクが広がります。渋みはワインに溶け込んでいます。余韻に感じる『ミネラル感』、燻したような、火打ちを擦ったような香りがシレックス土壌のテロワールを反映しています。これによって様々な家庭料理とペアリングしても心地の良いハーモニーをつくることができるのです。 ブドウは減農薬で栽培され、天然酵母を使い、醸造中にはSO2(亜硫酸)の添加を一切行っていません。 パリの「2001年コンクール・ジェネラル・アグリコール(パリ農産物コンクール)」にて、2000年ヴィンテージのヴァランセ・ルージュ キュヴェ・プレスティジが金賞を受賞しています。 【美味しく飲むためのワンポイント】 抜栓直後は還元臭と表現されていますが、少しこの香りがあります、グラスに注いで少し待ってからが果実の香りが上がってきます。飲む温度は少し低い14〜16℃あたりが良いでしょう。
【自社輸入への想い】 ワインが好きな方は、いろいろなショップやレストランでワインを購入したり飲まれたりすると思いますが、そのワインが一体どんな旅をしてきたワインなのか、なんて正直わからないものも多くあると思います。 ワインの味がよくわかるお客様はコンディションの差のようなものを飲んでみて感じることもあるのは、その旅の仕方からくるものだと思います。 僕は20年のワインの輸入、通関、卸売り、小売りに携わった経験より、本当に高品質なワインを最良の旅でワインラバーの皆さまにお届けすることで豊かなワインライフにお役に立てると思い、最適環境での輸入にこだわります。もちろん日本での管理も万全を期しております。